食物アレルギー検査とMAST法

MAST法

MAST法とは特異的IgE抗体を測定する検査の1つです。

MAST法では、 1度に16種類のアレルゲンに対する抗体が測定でき、吸入系・食物系の2つの測定系があります。

①ハウスダストⅡ、②コナヒョウダニ、③スギ、④ネコ上皮、⑤卵白 、⑥ミルク、⑦チェダーチーズ、⑧牛肉、⑨鶏肉、⑩エビ、⑪カニ、⑫マグロ、⑬サケ、⑭小麦、⑮コメ、⑯大豆の16種類の測定ができます。

特に診察を受けて食物でのアレルギーと診断を受ける場合には同時進行としてそのアレルギーを引き起こす成分や物質は何かを特定する方式がとられるのですが、現在ではこのMAST法が一般的な検査方法とされているようです。

ところが、実際この方式ですべての食物アレルギーが解明できて、予防が出来るのかというとそんな簡単にはいかないのが人体の複雑な部分です。

つまり、MAST方式での検査結果はあくまでもある一定の診断基準であり、治療方針を決める際の目安になるということなのですが、その検査結果で確実に食物アレルギーが防げるとは呼べないところが問題です。

医師の方が理解していても、患者と知れば血液検査の結果で治療方法が確定すると考えてしまうのは致し方ないことですが、残念ながらそもそもアレルギーへの根本治療方法が未だに確定できていない医学の限界が立ちふさがるのです。

この検査方法が全く無効であるわけではないのに、完全なる治療方針が立てられないのは患者のみではなく、家族や医師にも大きな不安と絶望感をもたらすこともあるようですが、それでもアレルギーを引き起こす原因となる食材を確定させなければ予防方式でさえ試せないのですから有る程度は気を長く持つしかないのです。



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