食物アレルギー検査PCR法

PCR法とは

アレルギー検査の中でも、小麦、そば、落花生ではPCR法で確認検査を行います。PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応)は、特定のDNA(遺伝子)が含まれているかを、DNAの特定部位を増幅して確認する方法で、アレルギー検査だけではなく、様々な食品など以外でも害のあるような様々な菌株を特定することにも使われている方式です。アレルギーを引き起こす可能性の高い検出対象に、特異的なDNA領域をPCRで増幅し検出する方法で、極めて微量なDNAでも検出することが可能で、特異性も高い検査方法です。といっても、加工食品の場合では、DNAの低分子化、PCR阻害物質の存在やDNAの抽出が困難(残存しない)な場合があり、検査が不可能の場合があります。体に害をなす物質そのものは毒性を持つものから、体の抗体反応まで様ざまなものがあるのですが、そういう意味からもこのPCR法は多くの分野で利用されている方式といえます。食品アレルギー以外での最も多く使われる場合としてはウイルス検出のために多くの研究機関が使用している方式で、ヒトのゲノム(30億塩基対)のような非常に複雑な、しかも極めて微量なDNAの溶液のなかから、望んだ特定のDNA断片だけを選択的に増幅させることができる。増幅に要する時間が2時間程度と短い。作業プロセスが単純で、全自動の卓上用装置で増幅できることなどの利点からも
多くの範囲で使用されておいる方式なのです。